採択事業詳細

沖縄県採択事業者のご紹介

AI等活用したまちなかENGLISH QUEST運営システム化

管理工数を約40%削減 AIを活用したシステム開発で教育プログラムの運用をDX化

  • AI
  • DX
  • 国際交流
  • 学習
  • 教育

HelloWorld株式会社(沖縄県沖縄市)は、異文化交流を促進する探究型フィールドワーク「まちなかENGLISH QUEST」を展開しています。当社は、プログラムの運営過程における人的工数の増大という課題を解消するため、沖縄県「令和7年度ICTビジネス高度化支援事業」を活用し、AIを活用した運営システムの構築に取り組みました。これまで手作業で行われていたイングリッシュスピーカー(ES)の管理やミッション評価業務等をデジタル化し、運用のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進しました。

  • 令和7年度ICTビジネス高度化支援事業
  • 技術高度化ステージ

事業の目的

「まちなかENGLISH QUEST」は、2025年3月末時点で累計22,400人の参加実績を有する国際交流プログラムですが、その運営基盤はスプレッドシート等を用いた手動管理に依存していました。このため、事業規模の拡大や多地域展開に際し、人的リソースの負荷が大きな制約となると想定されました。本事業の目的は、AIを導入したマネジメントシステムを構築することで、人的資源に過度に依存しない運営体制を整備し、国内外における提供機会の拡大や運営の効率化を図ることです。

実施内容

本プロジェクトでは主に以下の開発を行いました。

1、ES管理機能
応募者データの一元管理による選抜業務の迅速化を図る。

2、ESマイページ機能
ESが自分の情報(案件・プロフィール)を管理。

3、ミッション管理・AI採点機能
AIを活用した採点機能を構築し、システム上でのミッション提出および自動評価を可能にすることで、運営側とES双方の利便性向上を図る。

事業の成果

開発されたシステムの導入により、ES管理業務に要する人的工数は、従来の平均19時間から約11時間へと、約40%の削減が確認されました。特に動画ミッションのAI採点機能については、人手による評価時間と比較して大幅な短縮(約94%削減)が図られたとされています。AIによる採点精度に関しても、人間による評価との乖離が6.52%に留まるなど、実用的な水準に達していることが確認されました。あわせて、安全管理や記録保管の工数削減も図られ、利用者アンケートでは今後の活用に対して前向きな意向が示されました。

事業の展望

今後は、開発されたシステムを全案件へ早期に本格導入することを計画しています。運営の効率化によって、大規模案件への対応力が向上し、参加者の体験価値創出にこだわることができます。また、新たな市場展開を通じた収益基盤の強化が期待できます。さらに、実証を通じて明らかになった課題として、参加者の意欲を向上させるためのコンテンツアップロード機能の構築など、さらなる利便性向上に向けたシステムの段階的な改良を検討していきます。

まちなかENGLISH QUEST

構成企業※内容は事業採択時のものです

HelloWorld株式会社
代表者 野中光、冨田啓輔
事業内容 国内ホームステイマッチングプラットフォーム「まちなか留学」
世界の教室をつなぐ国際交流プラットフォーム・AI英語教育EdTechツール「WorldClassroom」
All Englishの探究型フィールドワークプログラム「まちなかENGLISH QUEST」
設立年月 2020年10月
住所 沖縄県沖縄市中央1-7-8
TEL 050-1743-2566
Webサイト https://inc.hello-world.city
ISCOハンズオン支援内容 遂行状況の確認・助言/事業報告の確認・助言/テストフィールドの発掘/技術情報展開支援/ビジネスモデル事業化支援/成果事例報告会の実施/年間有識者の派遣

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