新たな観光スタイルを創造し、安全・安心に加え労働生産性向上も支援
loT技術を活用した混雑状況リアルタイム可視化DX推進事業
ウィズ・ポストコロナ時代において、観光拠点には三密回避が求められています。本事業では、ホテルや飲食店における顧客の入退店データを収集し、混雑状況をリアルタイムに配信するサービスを実証するとともに、収集データの蓄積と分析を行います。本サービスによって来客(需要)の平準化を図り、顧客・スタッフ双方の安全・安心の担保だけではなく、観光拠点における人的リソース最適化による生産性向上支援を事業目的としています。
- アジアITビジネス活性化推進事業(IoT利活用促進)
事業概要
ホテル内レストラン(朝食会場)のリアルタイムな混雑状況を宿泊客に配信するサービスを実証します。宿泊客は客室内でレストランの混雑状況を確認でき、能動的に混雑が回避できるため、安全・安心でストレスフリーな滞在が可能となります。また、ホテルスタッフの人的リソース最適化による生産性向上にも大きく寄与します。
実証内容
レストラン入口にネットワークカメラを設置し、来店客数をカウントして混雑状況を判定し、Webサイト上にリアルタイムで表示するシステムを開発。ホテル客室テレビ内にQRコードを貼付し、同Webサイトへの導線を設計します。実証の効果は、蓄積データによる分析と宿泊客アンケートなどを用いて検証します。
事業の有効性
蓄積データの分析による混雑予測や、人的リソース最適化による労働生産性向上(データドリブン)を目指し、来客(需要)の平準化による混雑緩和、三密回避による宿泊客・ホテルスタッフ双方の安全・安心の提供に結び付けます。また、先進的な本取組みそのものがホテルのプレゼンス向上に寄与し、スタッフのエンゲージメント醸成となります。
事業のターゲット
本事業にて安全・安心の提供や顧客満足、労働生産性向上を実証したのち、次年度には他の観光拠点および店舗の混雑状況可視化機能や、予約機能の追加を計画しています。また、本サービスをコロナ禍で冷え込む沖縄観光および経済状態からのV字回復を目指す起爆剤ツールと位置付け、OTSグループ網の活用や国際通り商店街と連携し、面での事業化に取り組んでいきます。
構成企業※内容は事業採択時のものです
株式会社OTSサービス経営研究所
代表者 | 栩野 浩 |
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事業内容 | 旅行・観光・文化・情報システム等に関する調査・コンサルタント業/広告代理業 |
設立年月 | 1988年9月 |
住所 | 沖縄県那覇市松尾1-2-3-5F |
TEL | 098-869-1717 |
Webサイト | https://otssmrc.co.jp/ |
株式会社うむさんラボ
事業内容 | インターネット関連サービスの企画・制作・開発・運営/経営コンサルタント業 |
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住所 | 沖縄県うるま市字州崎14-17 |
TEL | 098-921-3800 |
ISCOハンズオン支援内容 | 遂行状況の確認・助言/事業報告の確認・助言/テストフィールドの発掘/成果事例報告会の実施 |
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