採択事業詳細

沖縄県採択事業者のご紹介

既存設備を活用して商業施設の運営をアシスト

監視カメラ画像による商業施設の人流計測と活用

  • コロナ対策
  • 人流計測
  • 収益性向上
  • 商業施設
  • 宿泊施設
  • 監視カメラ
  • 顧客満足度向上

コロナ禍の中、会社・学校など人の集まる場所では感染予防の対応が求められています。商業施設においても、来店客とスタッフの安全・安心を守るため、感染予防対策の重要性が高まっています。本事業では、本部町にある商業施設(ハナサキマルシェ)の監視カメラ映像から人物像分析システムで人物を検出し、視覚化・数値化することで来客数や人の流れを把握。安心対策の徹底および周知と、安心環境の創出を目指します。

  • アジアITビジネス活性化推進事業(IoT利活用促進)

事業概要

コロナ禍において、施設内の混雑状況が把握できることは、利用者が施設を選ぶ際の動機の一つとなります。本事業では、既設の監視カメラ映像から人物をAIで自動的に検出し、カメラに映る人物の位置や属性、入口での入退出数などの情報を取得。そのデータを蓄積・分析することで、混雑状況の把握と発信、統制に取り組みます。

実証内容

商業施設や宿泊施設で、画角や環境の異なる6台の監視カメラに映る人物を人物像分析システムで解析し、データを蓄積。そのデータを分析し、混雑度の見える化を実施しました。また、それらの人流データとPOSレジデータ、気象情報を一元化し、施策実施前後の推移や効果を検証しました。

事業の有効性

本事業により、混雑状況を来場者にリアルタイムで届けることが可能となるほか、蓄積している来場者の滞在情報を活用することで、座席利用の分析が可能となります。この情報をレイアウト変更やスペース活用などの施策の検討材料として活用し、施策実施前後の効果検証を行うことにより、事例やノウハウの資産化が期待できます。

事業のターゲット

今回の実証では、既設の監視カメラを利用して実証環境を構築しました。このような既存設備を活用した環境構築や、システム間データの統合、混雑度の見える化のノウハウをサービス化し、商業施設や宿泊施設に展開していきます。また将来的には、監視カメラにおける監視とIoT活用・分析の両立を前提とした動線計画・設備計画の提案につなげます。

事業のポイント/実証モデル図

構成企業※内容は事業採択時のものです

株式会社ゆがふホールディングス
代表者前田 裕継
事業内容持株による子会社の事業の管理/不動産の賃貸/事業会社へのITシステム開発およびサポート/土地開発に関する設計及び建設コンサルタント
設立年月2009年10月
住所沖縄県名護市港2-6-5
TEL0980-53-5551
Webサイトhttp://www.yugaf-hd.com/
株式会社前田産業
事業内容宿泊業及び商業施設運営
住所沖縄県名護市港2-6-5
TEL0980-53-0875
株式会社ゆがふファシリティ
事業内容ビルメンテナンス業・環境衛生管理業・建物の管理事務代行事業/電気事業法に基づく電気保安管理事業/不動産業務全般
住所沖縄県名護市港2-6-5
TEL0980-43-9446
ISCOハンズオン支援内容遂行状況の確認・助言/事業報告の確認・助言/テストフィールドの発掘/成果事例報告会の実施

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