採択事業詳細

沖縄県採択事業者のご紹介

外国人従業員のメンタルケア支え、企業の生産性向上に貢献

Web版多言語対応ストレスチェックシステム開発事業

  • ヘルスケア
  • メンタルケア
  • 外国人
  • 多言語
  • 生産性向上

コロナ禍の影響で従業員のメンタルヘルスケアに悩む企業は多く、特に国内企業で増え続ける外国人労働者に対するケアは、十分な仕組みがないという課題があります。本事業では、デジタルディバイスで実施できる、10言語対応のストレスチェックシステムを開発。外国人労働者のストレスチェックの実施から診断、高ストレス者に対する産業医の面談までをワンストップで対応できる環境を整えます。ストレスチェックを切り口に組織改善にもアプローチし、企業の生産性向上にも寄与します。

  • 令和4年度ICTビジネス高度化支援事業
  • 技術高度化ステージ

事業の目的

パソコンやスマートフォンで、時間や場所を選ばず実施できる10言語対応のストレスチェックシステムを開発。過去に開発した日本語版をベースにした57問版に加え、組織改善を目的に、より詳細な調査、分析ができる80問版を新たに開発。ストレスチェックの実施から診断、高ストレス者の面談までのワンストップでサポートするサービスを構築します。

実施内容

実証実験は2段階で展開。業務形態や規模の異なる3社の協力を得て、外国人従業員を含む全従業員にストレスチェックを行いました。57問で実施フローを確認し、システム上の安全性や運用面での課題を検証。その改善点を踏まえ、1月後半から80問版のストレスチェックを実施。産業医にも実際に面談ツールを使っていただき、レビューをもらいました。

事業の成果

優秀な外国人労働者の採用・定着につながります。80問版は、チェック結果をもとに、職場の環境とストレスの因果関係を見つけ出し、課題に対して組織で取り組む改善策まで提案します。高ストレス者を生み出す職場環境を根本から改善できるため、従業員のメンタルヘルスと生産性が向上。離職率が低く、従業員がいきいきと働く環境を実現できます。

事業の展望

外国人労働者が増えているホテル・サービス業、一般的なホワイトカラービジネスを手掛ける大手企業、派遣業などを主軸に、ストレスチェックが義務化されている従業員50人以上の企業へアプローチします。外国人労働者、産業医の派遣企業とは協力体制を構築しており、データ活用やヘルスケアビジネスで全国へ展開できるモデルになることを目指します。

図:実証実験システムイメージ

構成企業※内容は事業採択時のものです

アクシオヘリックス株式会社
代表者シバスンタラン スハルナン
事業内容民間向け業務及び研究機関向けシステムの受託開発事業/遺伝子データ解析事業/ストレスチェックサービス事業/AI、IoTの技術研究開発業務
設立年月本社:2001年6月
住所沖縄本社:〒900-0036 沖縄県那覇市西2-16-3屋島組本社ビル2-A号室
TEL098-988-4235
Webサイトhttps://www.axiohelix.com
ISCOハンズオン支援内容遂行状況の確認・助言/事業報告の確認・助言/テストフィールドの発掘/技術情報展開支援/ビジネスモデル事業化支援/成果事例報告会の実施/年間有識者の派遣

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