採択事業詳細

沖縄県採択事業者のご紹介

予約も、抽選も、支払いも、会場の鍵の問題も、スマホでOK!

公共施設運営を革新させる「SPMクラウド」高度化推進事業

  • スマートロック
  • 予約管理
  • 公共施設
  • 業務効率化
  • 顧客利便性向上

従来、イベントや練習の場として個人や団体で公共のスポーツ施設や文化施設を借りて利用する際、まずは空き状況を電話で確認し、営業時間内に利用申請用紙を窓口まで受け取りに行き、その申請書を窓口へ提出し、人気の施設であれば抽選に参加し・・・と、手続きが非常に煩雑でした。その煩わしさを解消するため開発されたオンライン予約システム「SPMクラウド」。本事業では、同システムに施設側の入金管理や、暗証番号による施設の解錠・施錠などを追加し、公共施設運営をさらに革新します。

  • 令和4年度ICTビジネス高度化支援事業
  • 技術高度化ステージ

事業の目的

公共施設予約システム「SPMクラウド」の機能に、施設利用料の入金データが一元管理できる「スマレジ」、利用者が使用する時間帯のみに利用可能な暗証番号により施設の解錠・施錠が可能となる「スマートロック」を追加。臨時休館やイベントなどの情報の一斉配信や利用前のリマインド通知ができる「LINE」とも連携。施設と利用者の双方にとって、より利便性の高い運営の実現を目指します。

実施内容

公共施設のそれぞれの現場で、どんな悩みがあるのかを聞き集め、ソリューションの磨き上げに時間をかけ、沖縄空手会館ではスマートロック連携とLINE連携、沖縄市・北中城村の学校施設ではスマートロック連携、沖縄市コザ運動公園ではスマレジ連携とスマートロック連携を行い、いずれも省力化と利便性において非常に有効であることが実証されました。

事業の成果

公共施設からは、予約の管理業務、利用者からの電話問い合わせ対応に加え、鍵の貸し出しのための人員配置や決済などの課題が解決し、これらに割いていた人手や時間を施設での利用者サービスに回すことができるようになったと好評で、利用者からは、空き状況が24時間リアルタイムで確認でき、予約や決済がしやすくなったとの声が。また、窓口での業務と異なり、非接触で済むという点も評価されています。

事業の展望

60代以上が多かった既存の利用者に加え、仕事のある平日の日中に予約や抽選へ行くことが難しかった世代の利用者が増えました。今後は各自治体や指定管理者が運営する沖縄県内の全施設への導入を目指します。さらには日本旅行と業務提携して全国展開し、この予約管理ソリューションシステムを通じて日本各地の自治体のDX推進をサポートします。

公共施設向け予約管理システム概要

構成企業※内容は事業採択時のものです

コンソーシアム名:公共施設運営DX推進パートナーズ
OTS MICE MANAGEMENT 株式会社
代表者玉城 国博
事業内容スポーツ観光 イベントの企画・運営・実施/MICE 事業の企画・運営・実施/イベント向けクラウドサービスの運営・提供/情報通信サービス業
設立年月平成26年4月1日
住所沖縄県那覇市松尾1-2-3-3F
TEL098-864-2580
Webサイトhttps://www.o-mm.jp
IJU株式会社
事業内容ICT・デザイン事業/観光科学開発事業/メディア事業/コンサルティング事業
住所[那覇本社]沖縄県那覇市久茂地2-21-1 渡口万年ビル201
TEL098-988-4681
ISCOハンズオン支援内容遂行状況の確認・助言/事業報告の確認・助言/テストフィールドの発掘/技術情報展開支援/ビジネスモデル事業化支援/成果事例報告会の実施/年間有識者の派遣

ニュース

補助事業者に関係するニュース一覧

おすすめの補助事業者

採択された事業ジャンルに近い補助事業

もっと見る