スマホアプリを用いたローカルツーリズム事業
コンシェルジュ機能とクーポン機能で、新規利用の障壁下げ成約率を向上
地元住民(ホスト)が主体となり、旅行者(ゲスト)に地域ならではの体験を提供するローカルツーリズムマッチングアプリ「LOCOLINK(ロコリンク)」。同事業を展開する株式会社OCARIM(山田剛代表、本社:京都市、支社:名護市)は、旅行者と地域住民の直接交流を通じて関係人口の創出と住民の所得向上をめざしています。今回、沖縄県ICTビジネス高度化支援事業を活用し、ユーザーからリクエストが寄せられた「コンシェルジュ機能」、「クーポンコード発行」機能、インフルエンサー起用によるプロモーションなどを実施し、新規ゲスト獲得とマッチングの向上に取り組みました。
- 令和7年度ICTビジネス高度化支援事業
- 技術高度化ステージ
事業の目的
沖縄観光においては、観光収益が地元へ還元されにくい構造的課題があり、画一的な体験プランによるオーバーツーリズムも懸念されています。これらの課題解決を目的に、同社は住民が主体となる体験提供を行なっていますが、サービス開始後、利用者(ゲスト)から「1対1だと日程が合わない」「見知らぬ個人と直接やり取りするのは不安」といった要望が寄せられていました。事業拡大に向け、利用者の要望に応える機能を開発し、新規ゲスト獲得、成約率の向上をめざし、各機能強化・施策を行いました。
実施内容
本事業では以下の開発およびマーケティングを実施しました。
1、コンシェルジュ機能
LINE公式アカウントをプラットフォームとした事務局のサポート体制を構築。個人間のやりとりへの心理的ハードルを下げる。
2、パートナーセールス
ホテル等のパートナー企業と提携。パートナー経由の新規利用者を獲得するため、割引クーポンコードを発行する。
3、シェア獲得
インフルエンサーを起用したプロモーションで口コミを確保し新規ユーザーにつなげる。
事業の成果
1、コンシェルジュ機能
仕組みを導入したところ2ヶ月間で目標10件の問い合わせがあり、2件のマッチング成約につながりました。
2、パートナーセールス
宿泊施設等と提携した割引クーポンコード発行では、ホテル・レンタカー会社10社(目標)とのパートナー契約につながりました。
3、シェア獲得
再投稿によるインプレッション獲得率50%を達成。この「口コミ」効果により、約2ヶ月間でフォロワーが200人以上増加し、6件の問い合わせにつながりました。
事業の展望
今後は、インフルエンサーによる継続的な発信に加え、提携パートナーを通じて、パンフレット配布等により、さらなる認知度向上を図ります。「コンシェルジュ体制」を旅の相談窓口として定着させ、事前予約だけでなく旅行中の即時ニーズにも対応可能な体制を構築していきたいです。地元住民と旅行者が交流する基盤を盤石にすることで、地元住民の収入の機会を増やし、地域活性化モデルの確立に寄与していきたいです。
構成企業※内容は事業採択時のものです
株式会社OCARIM(オカリム)
| 代表者 | 山田剛 |
|---|---|
| 事業内容 | ローカルツーリズム事業(沖縄、京都) |
| 設立年月 | 2021年3月 |
| 住所 |
本社:京都府京都市南区吉祥院嶋樫山町6 支社:沖縄県名護市大西3-5-12 |
| Webサイト |
OCARIM https://ocarim.com/ LOCOLINK https://locolink.jp/ |
| ISCOハンズオン支援内容 | 遂行状況の確認・助言/事業報告の確認・助言/テストフィールドの発掘/技術情報展開支援/ビジネスモデル事業化支援/成果事例報告会の実施/年間有識者の派遣 |
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