中小企業の外国人観光客取り込みに貢献が期待される

訪沖外国観光客向けマーケティング支援プラットフォームの開発

• SNS
• インバウンド
• クーポン
• コストダウン
• マーケティング
• 中小企業
• 多言語
• 情報発信
• 決済システム
• 観光事業者
• 集客
• 顧客満足度向上

沖縄では外国人観光客が急増していますが、観光関連企業ではマーケティングが不十分で、せっかくのビジネスチャンスを逃すケースが多く見られます。今回開発した沖縄観光プラットフォーム「Okinawa Likes」は、こうした課題を解決する有力な手段になり得ます。
Okinawa Likesでは、沖縄の観光関連企業が英語・中国語（繁体字および簡体字）で情報発信やクーポン提供ができるほか、それらを活用して観光スポットや飲食店などを訪れた外国人観光客にOkinawa Likes上で記事を書いてもらい、情報をさらに拡散させることができます。また、Okinawa LikesとSNSや海外大手インターネットサービスを連携させることにより、より多くの観光客の増加につながります。

• 沖縄アジアITビジネス創出促進事業
• 他産業連携クラウド環境促進部門

事業の背景

沖縄県内の複数の観光事業者に対してヒアリングを行った結果、外国人観光客に対しては接客と情報発信にコストがかかりすぎること、また、インバウンド需要は予測が難しいため、それらのコストをかけるべきかどうかの判断が難しいことが分かりました。一方、中国においては各種モバイルサービスの利用に伴い、コストの低下と顧客回転率上昇の効果が見られています。

事業の有効性

中国人観光客の集客のために情報発信する際、たとえば単独で中国のウェブメディアに広告を掲載すると、費用が数十万円単位でかかります。それに対して、Okinawa Likesに情報を集約して多言語情報発信を行うと、コストが格段に安くなるうえ、クーポンも低コストで発行できます。また、たとえば飲食店でQRコードを使ったメニューオーダーが可能になれば、ホールスタッフは外国語が話せなくても、外国人観光客にメニューを説明したり、オーダーを取ったりすることができます。その結果、接客において必ずしも外国語のできる人材を雇う必要がなくなり、雇用コストの削減につながります。

事業のターゲット

沖縄県内において、外国人観光客向けにサービスを行う事業者。